熊本畳表産地研修 2日目
ブログをご覧いただきありがとうございます
6月25日から27日まで
熊本県の八代市で
産地研修に参加してきました
初日の模様は下記をご覧ください
http://www.takada-tatamiten.com/index.php?QBlog-20130628-1
2日目は農家さんを訪問させていただきました
1件目に訪問させていただいたのは
熊本県八代市鏡町の清田主税さんです
http://www.ta-mi.com/cgi-bin/seiview.cgi?mode=view&numb=301428
お忙しい中あたたかくお迎えいただきました
上の写真は仕上げ作業を行っているところです
昨年の第38回熊本県い業大会
【い草・い製品品評会】で
農林水産省九州農政局長賞を受賞された
一流の農家さんです
今回は畳表を織る作業を見学させていただきました
こちらが織り機です
できた畳表です
1枚織るのに約1時間かかるそうです
さらにこの後仕上げ作業で
花やい切れなどを取り除きます
こだわりの畳表を
丹精込めて作り上げる清田さん
お客様にぜひお届けしたい畳表です
2件目にお邪魔したのは
深川商店さん
こちらは規模が大きく10台近い織り機が
動いておられました
市松表
目積表
こちらは高級品の畳表
特殊な畳表などが織られる様子など
大変勉強になりました
3件目にお邪魔した農家さんは
上本 修久さんです
http://www.ta-mi.com/cgi-bin/seiview.cgi?mode=view&numb=112115
こちらの農家さんも数々の賞を受賞されている
一流の農家さんです
まさに刈取りの最中でお忙しい中
こちらの質問にも丁寧にお答えいただきました
刈取り直後のイグサです
シャワーでイグサについた泥などを
洗い流しています
きれいになったイグサ
こちらで泥染めという工程で
染土を畳表に付着します
染土につけたあと機械で乾燥させます
田んぼにお邪魔すると
網上げ作業をされていました
作業中でしたが
手をとめて笑顔で迎え入れてくださいました
現在、熊本のイグサ農家さんは一時の10分の
1 約600件まで減ってしまったと
言われています
良いイグサを作るには手間がかかることも
あまり知られておらず
安価な中国産の畳表がでまわるなど
も背景にあります
農家さんの苦労がとても
伝わり私たち畳店がしっかりと
熊本産畳表の価値をお客様に
しっかり伝えていかなければと
再度認識させられました
その後はい業センターへ
くまモンの畳表です
こちらの機械で織られたようです
目の細かい市松表
農場では手刈で刈取りが行われていました
その後もう一度肥後物産さんに戻り
畳表の買い入れをし
熊本市内へと移動しました
3日目へ続く