高級な畳表は何が違う?
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日の畳工事は、茂木町のH様邸の畳表替えです。
JAのチラシよりご縁をいただきました。
今回お客さまにお選びいただいたのは
高級畳表JAブランド「ひのさくら」です。
生産者さんは小嶋新吾さんです。
堀こたつのある変則な8畳間です。
畳縁はアラベスク№540を使用しています。
こちらの高級畳表「ひのさくら」には、
ひのみどりという品種のいぐさが使用されています。
ひのみどりの特徴は、いぐさが他の品種にくらべ細く
それだけきめ細やかに織ることができます。
その分織るのに時間がかかるというデメリットも
あります。
今回、使用した「ひのさくら」は、1枚ごとに
検査を受けている畳表です。
1枚1枚必ず検査印がおされています。
130センチ以上にしっかり育ったいぐさを
使用しさらに1枚の重量もしっかり量ります。
重量があればそれだけ身が詰まった畳表であることが
証明されるわけです。
また長く育ったいぐさだけを使用するということは、
身が詰まりしっかり育ったいぐさだけを使用することに
なります。
変色の原因となる枯れた草や質の悪い草などが入っていないので
それだけきれいに畳表がきれいなクリーム色に焼けていきます。
逆に質の悪い畳表には、短く枯れた草や質の悪い草が
混じりやすくなり色が焼けてくると黒ずんだり
変色してしまうということになります。
大きく説明するといいものと悪いものには
こんな違いがあります。
畳替えをする際はぜひご参考にしてくださいね。