裏返しをした方がいい理由とは??
ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日の畳替えは、益子町のT様邸の畳の裏返しです。
T様は、前回の表替えも当店にご注文いただき
6年前に施工した当店のお得意様です。
今回、畳の痛みが気になり畳替えのご依頼を
いただくこととなりました。
前回、熊本産の上級品で表替えし
まだ6年しか経過していないということで
今回は、裏返しをご提案させていただきました。
裏返しとは、既存の畳についている畳表をはがして
裏側のきれいな部分を新たに使用することです。
例えば、こんな傷が表面にあっても
裏側は、まったく傷になっていません。
さらに裏側には、青みも残っているので
傷だけでなく色合いも戻ります。
今回は、まだ6年しか経過していないということで
これだけ裏側に青みが残っていました。
裏返しのメリットは、傷やささくれが気になっても
裏側を使うことで傷がなくなったり
よりきれいな状態で長く畳表を使用できることです。
ただし、あまりにも表替えしてから年数が経過してしまうと
裏側の青みも徐々になくなり、きれいにならなくなってしまう
場合があります。
また液体をこぼすと裏側にしみが残ってしまう場合があります。
ですので裏返しをする場合は、前回の表替えから
5~6年が目安です。
またできるだけ液体をこぼさないように注意してください。
ちなみに完成した和室は8畳間です。
青みも残ってかなりきれいになりました。
お客様にもきれいになったと喜んで
いただきました。
T様ありがとうございました!