2012.11.07
カテゴリ：畳製作中
目積の縁無畳
ブログをご覧いただきありがとうございます
今日は目積表を使って縁無畳の製作をしています
右が目積表です
よく見くらべると
普通の畳表より目が細かいのが特徴です
縁無畳によく使われる畳表です
早速、畳床の裁断に入ります
巾の裁断にはこちらの機械を使います
リードという機械でかなり古い機械です
昭和５９年製造なので３０年近いですが
しっかり動いています
片側を裁断していきます
後ろから見るとこんな感じです
綺麗に切れました
反対側に寸法を入れ同じく裁断していきます
次は畳表を折り曲げる作業に入ります
まずお湯につけて畳表を柔らかくします
次に折る所に折りすじを付けていきます
折りすじがつきました
折りすじを付けた所を丁寧に折り曲げていきます
折り曲げたら反対側に寸法を入れ
同じく折り曲げていきます
畳表が折り曲げられました
いよいよ畳床に畳表を縫い付けていきます
待ち針という道具で仮止めしていきます
巾側も仮止めしていきます
仮止めした巾側を縫っていきます
後ろから見るとこんな感じです
綺麗に縫えました
反対側も仮止めします
同じく縫っていきます
次は丈側を待ち針で仮止めします
しっかり待ち針で仮止めです
機械でしっかり縫います
綺麗に縫えました
反対側から畳表をしっかり張って縫ったら
完成まであと少しです
最後にこちらの機械で厚み調整のテープを
縫いながら脇をもう一度縫っていきます
こんな様に縫っていきます
反対側も縫います
縫い終わって余分な糸を切れば完成です
仕上がりました！
縁無畳は畳表を折り曲げる作業に手間が
かかるため料金は若干割高になってしまいます
技術も必要になるため畳店さんによっては
縁無畳を断る畳店さんもいるほどです
当店ではもちろん喜んで
お引き受けいたしますので
ぜひ縁無畳は当店にお任せください。